CLASSIC

ロボ美クラッシック D-Mob

●80年代前半からエンジニア・ミキサー・プロデューサーとして活動していたダンシン・ダニーD。88年のアシッドハウスムーブメント時に自身のプロジェクトを始動。『We Calld It Acid』とというシングルでこのD-mobはスタートしました。曲はアシッドハウスっつーかちょっとトランス入ってるげなアヤシイ出来で、何度も連呼する「アッシィィィィィィィィィッド」というフレーズが印象的。この曲はクラブシーン及びポップチャートでもブレイクし、その後続々とヒップハウスな作品をリリース。しかし…。同じマネージメント会社(日本でいうトコの芸能プロダクション?)に所属する新人の歌手のデビューに関わる事になり、その新人歌手の才能に触発される形で、ヒップハウスから歌ものに方向転換図る。その新人歌手ってのが、キャシー・デニスちゃん。実際、D-Mobにフューチャリングされる前からデビューの準備をしていたキャシーちゃんが、ダニー・Dとのカラミでデビューが遅れた、というのはキャシーちゃんがインタビューで語ってました。

D-Mob introducing Cathy Dennis / C'mon And Get My Love
(US) FFRR886 799-1HOUSE 12"
Produced & Mixed By Dancin' Danny D
Additional Production & Remix By CJ Mackintosh & Dave Dorrell
 何作かヒップハウスな作品をリリースしたのち発表されたのがこの作品。これまでのハウスビート+ラップという構図をガラっと変えて歌物に。この曲はUKはおろかUSでも大ヒット。USでは映画『She Davil』のサントラにも使用されました。とことんトンマな作りのビデオクリップもカワイイ。個人的にはCJマッキントッシュのリミックスがお気に入り。
                              (1989年作品)

 

D-Mob With Cathy Dennis / That's The Way Of The World
(US) FFRR886 981-1HOUSE
Produced & Mixed By Dancin' Danny D
Additional Production & Remix By David Morales
 『C'mon...』に続いて発表されたキャシー・デニスからみ第二弾。アルバムバージョンよりアッパーで楽しげな雰囲気に仕上げたダニーDのリミックスと対照的なのがデビット・モラレスのリミックス。『Underworld Mix』っつーだけはあるわ。キャシー・デニスはこの曲で作詞も担当。ソングライターの片鱗を見せています。もーこの曲はやけっぱちな歌詞が…大好き。
                              (1990年作品)

 

D-Mob feat.Nuff Juice / Put Your Hands Together
(US) FFRR869 145-1HOUSE

Produced & Mixed By Dancin' Danny D
Additional Production & Remix By Black Smith

 UKならではのお気楽パーティーラップが楽しい1曲。ネタはオージェイズ。ていうかまんまですけど。このUS盤は上の2曲の後にリリースされたのですが、アルバム『A Little Bit Of This,A Little Bit Of That』の中でいちばん渋かったスティービー・ワンダーのカヴァー『All I Do』のリミックスを収録。歌ものハウスの影のプロデューサーとしてさまざまな作品で活躍するダニー・マドゥンがヴォーカルをとってます。この声が曲と合っていて素敵。

                              (1989年作品)

 

D-Mob / One Day
(UK) FFRRFX239HOUSE

Produced & Mixed By Dancin' Danny D
Additional Production & Remix By Loveland / Eric "More" Morillo

 このシングルの前に再びキャシー・デニスと組んだシングル『Why』(キャシーちゃんのセカンドアルバムや『ビバリーヒルズ青春白書』のサントラにも収録)を発表するも全然ヒットせず、陰りが見えたD-Mob。起死回生をねらってリリースしたこの曲も結局ダメ。とりあえずアタシが確認できている最後のシングル。リードヴォーカルを『I'm Too Scard』などのヒットを持つスティーブン・ダンテが担当(この曲ではステファン・ダンテとクレジットされてますが)。個人的に超嬉しかったのがバックコーラス。ジュリエット・ロバーツさんなのよ。しかもブラック・ボックスの『Evreybody Evreybody』の一節を歌ってる…。リミックスは元々はこのダニーDさんの下でエンジニアとかしてたポール・タイラーを含むPWLのラブランド。と、エリック・モレロ。なんかどっちもどーでもイイってカンジ。

                              (1994年作品)

|D-Mob| |Cathy Dennis| |Juliet Roberts| |Others|